力を併せ月を目指す – 「産業界の7つの決意」と「政府への7つの提言」 –
月面産業ビジョン協議会(LIVC)が主催する「第3回月面ビジネスカンファレンス」に参加しました。
LIVCは、議員、学識者、産業界が協力して2021年春に立上げた(政学産のスキーム)、 技術の議論だけでなく、新しい月面産業を創造するというビジョンや政策・制度作り、月と地球が一体となった循環型経済の形成「Planet 6.0」を目指す協議会。「地球-月輸送」、「情報・通信」、「月面輸送」、「資源・エネルギー」、「建築・インフラ」、「食料」、「金融・保険」、「観光」、「メディア・エンタメ」の月面バリューチェーンで9つのワーキンググループ(WG)を設置しており、それぞれでの観点での成果概要を含めた濃密なカンファレンスでした。
LIVCの素晴らしいところは、裏付けのあるしっかりとした議論のもと、政府提言まで行うこと。昨年度の宇宙基本計画改定で、大量の「月」という文言が追加されたのはLIVCの頑張りが大きいのです。今回も「産業界の7つの決意」と「政府への7つの提言」について発表がありました(詳細は下記HPを参照ください)。
宇宙政策基金の公募が始まっていますが「宇宙人材不足」は深刻な問題。New-to-Spaceと呼ばれる、新たに宇宙に参画する企業の重要性も議論もあり、宇宙業界全体で協創して月を目指す!この業界はそんな空気で包まれています。
カンファレンスHPはこちら