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アンコールワットと夕焼け

カンボジアの可能性

アンコールワット遺跡群でおなじみのカンボジア。
政権交代により30年程の安定期が続くと言われているカンボジア。フン・マネット新首相は就任後に、2050年までの高所得国入りを目指した、今後5年の経済成長ビジョンを示していますが、タイやベトナム、インドネシアのように宇宙産業も加速していくのでしょうか?

先日、アンコールワット遺跡群の入口でもあるシェムリアップに行ってきましたが、ベトナムとは明らかに違う状況でした。
・地雷撤去の影響もあり、インフラ整備がかなり遅れています。特に道路や灌漑事業はまだまだ時間がかかります。水道が通っていないところも多い。
・稲作に関しては、十分二毛作はできそうですが、水が来ないので雨期時に草原を使い直播している状況。ただし、最近農機具が少しずつ入っており、使っている器具はベトネムより20年位新しい。
・車の数が多く、バイクは少なめ。ドライバーの運転は皆さん紳士的。
・商売っ気よりまじめさを感じる。街路で竹ぼうきなどで掃除している方をよく見かける。ゴミがあまり落ちていない、トイレも綺麗。欧州より清潔感がある。感覚は日本人に近いか。
・物価、人件費はベトナムよりも安い。生ビール1杯75円です。

日本も30年以上カンボジアの民主化を支援していますが、今後も日本の技術を入れることで、爆発的に発展する可能性を秘めていますね。カンボジアの今後が楽しみです。

だだっ広い田んぼ。灌漑設備は川の近くだけ。