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宇宙戦略基金のイメージ

宇宙戦略基金第2期が間もなくスタートします

春から「宇宙戦略基金の推進に関する検討会」などでテーマ内容が揉まれ、説明会や質問会なので内容が明らかになっていますが、5月中旬より第2期のテーマ応募が始まります。

第1期での課題として、新たなプレーヤーの参画を促していた割には実績のある大企業が多く選定されたり、1社のみ採択されるテーマにおいて応募が1社だったケースが全体の6割だったりと偏りがありましたが、ある意味一番日本として力を入れなければならない分野に資金を投入するという観点からすると、仕方がないところがあると思っています。海外では、1つのテーマに数十社が応募し競争する時代となっていますが、早く日本の宇宙産業でもこのような世界が来て欲しいと切に思います。
また、日本にとって重要ではあるが、技術熟成度が低い技術に対してどう支援していくのか?第1期ではこれらに関連するテーマが少なかったこともあり、応募者が限定されてしまった、ということもあるかと思います。

そしてこれらの教訓を踏まえて出てきている第2期のテーマですが、新たなプレーヤーからの参画や技術熟成度が低いテーマに関しては、フィージビリティ・スタディの要素が濃い内容となっています。例えば、「衛星データ利用システム実装加速化事業」(7月中旬公募予定)では、衛星データ利用を推進するために約40件の採択を予定しています。これは、新たに衛星データで宇宙産業に進出したい企業からすると過去最大のチャンスになります。その他、複数件、10件、30件という公募内容もありますので、下記のURLから詳細をご確認ください。

第1期でも、提案書作成支援や実証体制構築など、様々なご相談をお受けしました。
ご興味のある方はご相談ください。

なお、各テーマの概要はUchuBizさんHPがわかり易いですね。

第2期の公募予定はこちらから。

第2期の概要(UchuBizさんHP)はこちらから。

第1期の採択企業一覧はこちらから。

第1期の執行状況やステアリングボードからのフィードバック、第2期の方針などはこちらから。